ウガンダ41日目 9/25(晴れ→雨→曇り)
朝は、6時くらいに起きた。今日は、9時に迎えが来るらしい。朝起きて、いつものようにみんなにあいさつをするところから1日が始まった。そこでは、みんなが”see you”とか”thank you”とか行ってくれるのでその段階から泣きそうになった。一通りあいさつをした後は、赤ちゃんのラストミルクとラスト風呂をしに行った。相変わらず、ミルクは幸せそうに飲むし、お風呂はギャン泣き。しかし、途中からリラックスして来て、小便をしてしまうのもまた赤ちゃんらしい。 お風呂を終えて、体を拭き、オイルを塗った後は、服を着て、再びミルクを飲む。いつも限界まで飲むので、口から溢れて来たら終了。そして、横にしたまま何回か横に揺らしてあげれば1分も経たずに寝る。そうした、いつもの代わり映えのない朝を今日も迎えた。赤ちゃんとの最後のこの儀式を終えた後は、学校に行く子供達の見送りだ。最初に一番お世話になったヘレンが出てきた。彼女には、ゲロった時からお世話になっていた。最初に名前を覚えたのも彼女だ。そして、子供の中では唯一一 緒の建物で寝ている子だ。HIV を罹患しているのだが、それもわからないくらいいつも笑顔で冗談を言ってきて、何かと邪魔をしてくる愛くるしい子だ。後、2人きりの時は距離感が異常に短い。だいたい、ほぼ0距離まで近づいてくる。しかし、みんなの前ではツンツンだ。 無視もするし、対応もそっけない。これはツンデレですね。こんな感じで、濃い時間を過ごした女の子だった。最後に、ハグをしている時 も”I miss you”と言われてから自分は声も出ないくらい泣いてしまった。それを見て彼女も悲しそうな表情を浮かべていた。もう会えないのは、寂しいな。次は、ファリーダ。彼女は、今日から学校が始まるそうだ。歌が大好きな 14 歳でいつも歌を歌っているイメージがある。赤ちゃんをあやす時は、いつも歌っている。「アシタカイーヤ、アイアイ」みたいなことを言って「アイアイ」の時に赤ちゃんの体を前後にふり遊んでいることも多かった。子供たちの学校が始まってからは、スーザンがご飯を作り、ファリーダは、掃除洗濯を 1 人で やっていた。14 歳なのにマジですごい。休憩時間は、赤ちゃんと遊んでいたので比較的同じ時間を、赤ちゃんを通して過ごした。ファリーダは 最後に”thank you”と言ってくれた。自分は寂しすぎてまたここでも何も言えなかった。次は、プロース。彼女は、冷静なキャラでいじりづらい。しかし、実は遊んで欲しかったみたいだ。このことに気がついたのは、みんなでチャパティを作っている時。プロースが小麦粉を顔につけてきたのだ。その時から、小麦粉がある時は、積極的 に彼女に小麦粉を投げたりつけたりしてきた。その他にも、他の子供達をいじったり遊んだりにしたのもその時からだ。見た目と普段の言動だけじゃ、その人の性格までは測れないと学ばせてもらった子だった。最後は、特にハグをするわけでもなく、”bye bye”と言って別れた。結局、最後はクールだった。次は、ジョナ。一番手がかかった男の子だった。ボールを人の顔面に投げてきたり、指を曲げてきたり、何かで殴ってきたりして大変だった。しかし、言葉で言っても行動は変わらなかったので無視をした。無視をされるのは、一番辛いことだと 思う。そのため、無視を通して自分はしてはいけないこと、人を怒らせているんだなということを理解してもらいたかった。1回の無視で 完全には治らなかったが、2 回目の無視を通したらほとんど理解してもらえたようだ。もうすぐ帰ること伝えた後は、教会に行く時やMakondo に行く時は自ら手をつなぎにきた。本当は甘えたかったのだが、甘え方がわからなかったのだろう。彼も今日から学校らしい。赤い制服に身をまとい、その状態でハグをした。ジョナは自分から抱きついてきてくれた。彼とのハグが一番長く、一番泣いた。ハグをして いる時はお互いに何も言わなかったけど、お互い号泣していただろう。互いに顔を見ることなくその後は別れた。この時、気づいたのだがフィオナ、パヤスはもうすでに学校に行っていて最後のあいさつがちゃんとできなかった。そうして、少し時間があったのでいつも水汲みに行っていた場所まで 1 人で歩いて行った。この道を歩くのも最後なんだなぁと噛み締めて歩いて行った。途中で引き返したのだが、そこで何かを叫んだ。何を叫んだのかは忘れてしまったが。帰っている 途中に、ゴディ、スチュワート、アイザックとあってハグして別れ た。この 3 人は、朝からいなくなった大きな豚を探して走り回っていた。見つけたのは、だいたい 800m くらい先の Makondo。よく見つけたなと感心する。ゴディはいい子で優等生。自分のお気に入りの 1 人。しかし、いつもコーヒーの豆を投げてくるのが面倒だった。スチュワート は、最後まで名前を覚えることができなかった。正確に言えば、名前を聞いていなかった。みんなとは行動せずに基本的にラジオの前で寝ている子だった。アイザック。5歳児で頑張り屋さん。いつも、全力で行動しているイメージ。そんな 3 人との別れをして KCV に戻った。 帰ってから、スーザン、ヘンリー、アンブローズがいないことに気が ついた。前の 2 人は買い物に、アンブローズはどこに行ったのかわからず結局彼女とも最後のあいさつはできなかった。KCV に帰ってきて からは、ナーサリースクールの子供達と最後の挨拶に行った。まず、 グローリア、エマ、カロ、ベティのいる部屋に行った。彼女らとの別れはなんかそっけなかった。1 人 1 人とハグをしてから別れた。次に、ジョサ、ダニエル、ジュリのいる部屋に行った。ダニエル、ジュリ、ジョサの順にハグをした。3歳児のジョサは、走ってきて飛びついてくれ た。抱っこして、抱きしめていると涙が止まらなかった。ジョサは、 いつも”uncle jangu”や「カジュマー ジャングー」って言って呼 んでくれる。本当に可愛かった。次、会う時まで覚えていてくれるか な?エチゴンゴロ(虫)を渡して泣かせてしまった時は、ごめん。次 は、ジュリ。ジュリは、いつも笑顔なのが印象的だった。また、孤児 院の中で 1 人だけバッタを食べる女の子だった。焼いて食べるのはまだわかるが、生で食べているのはドン引きレベル。他の子供達は食べてないし、食べたくないと言っていた。4歳なのに毎朝の清掃を淡々とこなしていたのはすごいし、毎朝邪魔しに行くのがすごく楽しかった。邪魔してごめん。ジョサとよく一緒にいて、喧嘩していたけどきっと最高の親友になるんじゃないかな。次は、ダニエル。ダニエルとは3日間しか一緒に過ごして ない。しかし、カンパラに勉強しに行っている女の子の家に行く時に 2 回あっているから印象には 残っている。最後まで名前
を呼んでくれることはなかったけど、とても可愛かった。この 3〜4 歳児たちは、本当に甘えん坊で自分勝手で 本当に愛おしかった。最後にナカヨンドとシャロニのいる教室に行った。ここの教室には、ほぼ毎日顔を出していろんな写真を撮った。撮ったというか、大半は撮られたものなのだが。ナカヨンドは、ツンデレ。人が多いところでは決して甘えてこない。2人になったり、教会で隣に座ったりした時は、とても甘えてくる。最後の方は、ずっと甘えてきていたが。性格的には、人の前に出たり、自己主張したりする子ではなかった。だから、甘えてきた時は存分に甘えさせてあげた。 最後のお別れの時は、彼女から飛びついてきてくれた。次は、シャロニだ。シャロニは、可愛い子というイメージだ。典型的な女の子という印象。子供達の中で一番上目遣いがうまい子だ。また、写真を撮ることが好きで会うたびに、”sim”と言ってきてポケットの中を探索し始める。容量が少ないから携帯を渡したくないときも、結局渡してしまうという魔性の女の子だ。この 2 人を同時にハグしている時も涙 が止まらなかった。そして、いつものドライバーが迎えにくるまで孤児院での最後の時間を赤ちゃんと過ごした。彼は、寝ていたのだが。赤ちゃんは、一緒にいたことを覚えてくれはしないだろう。しかし、私自身の中には一生残ることだろう。最後に mother が手紙をくれた。いつか KCV に帰ってきてね、と言ってくれた。最後に気持ちよさそうな寝顔を見ながらパシコの元をさり、再び各教室に挨拶に行ってKCVを後にした。孤児院をでた後に Masakaにいった。まず、ピアスなどのお土産を先日 と同じ店で買った。理由は、カードが使えるからだ。ピアスを合計で 8個も買ったが、自分にそんなにピアスをつける友達はいただろうか。今日は、いつものドライバーがこのピアスを買ったお店まで送ってくれて、そこからマーケットまでも送ってくれた。お店では何枚か一緒に写真を撮った。マーケットでは、子供達の洋服を買った mother の妹のお店に行き、挨拶をしようと思ったのだがマーケットには、特設の洋服売り場は無くなっていてもちろん挨拶はできなかった。その人の子供達が学校に行けてないのは、ちゃんとした職がないのも理由にあるのかもしれない。残念な気持ちだった。その後に、マーケットの近くでロレックスを食べた。ここでは、卵にキャベツと人参のミックスを入れるらしい。だからうまいのか?昨日のロレックスは、卵に玉ねぎを入れていた。完成した後にトマトの輪切りを乗っけて塩をかけるのは、変わりがなかっ たのだが美味しさの違いはなんだろう。卵にチャパティを乗っける前にチャパティを温め直しているからなのか?それとも、チャパティに人参見たいのを入れているからだろうか?塩加減?色々試して見たいと思うそこから、キテンゲ屋さんに挨拶しに行った。そこの娘さんはいなかった。だがしかし、whatup を交換した謎のお兄さんはそこにい た。なんの仕事をしているのだろう。キテンゲ屋さんは、インド系の人でそのお兄さんは普通のウガンダ人なのでおそらく家族ではないだろう。そうとなるとそのお兄さんはただの寄生なのか?まあ、なんでもいい。キテンゲ屋さんにいた時に、大量の雨が降って来たので止む までそこにいた。止んでから最後のあいさつをして、スーパーに向か った。そこで、まず目当てのコーヒーを買った。さらに、子供達の最後の欲しいものを買ってあげようと思ったが 20000UGX しかなく何も 買えなかった。ペンや少しのノートでも買ってあげればよかった。帰りの料金がわからず、ほぼ全額を使うのには勇気が必要だった。そうして、1時ごろにロジャと別れて乗合タクシーに乗った。出発するま では、30 分程度で今回は比較的短くてよかった。また、Masaka から カンパラまでの直行便だったので、人の乗り降りも少なく、また子供もいなかったので今回はハイエースに 15 人しか乗らず比較的空いた状態(それでもすし詰めだが、自分の体の上に他の人の体がないため空いていると言える)だった。途中で、赤道の写真を撮ろうと思ったのだが寝過ごしてしまい写真を撮ることはできなかった。3時間程度で首都カンパラまでついた。帰りの道は、行きと違くて初めて見る景色ばっかりだった。そのため、もしかしたら赤道のモニュメントはなかったのかもしれない。カンパラに着くと、バスターミナルまで超混んでいて途中下車した。その後、いつものドライバーが事前に連絡してくれていたボタボタの運転手と連絡を取り合い迎えに来てもらった。これが大変だった。人混みの中で全然声が聞き取れない。しかも、多分、相手は現地語を喋っている。結局、落ち合うまで 20 分程度かかったが無事に会うことができたので一安心だ。混み具合は、半端じゃなかったので、写真撮ってくればよかったと後悔。彼のバイクに乗ってICYEのオフィスに向かう時も比較的混んでいた。長距離のバイタクは初めてだったので少し怖かったが混んでいてそんなにスピードも出なかっ たので大丈夫だった。現地団体 のオフィスに着くと、スタッフたちが迎えてくれた。オフィスに滞在したのちは、今日の自分の宿へ と向かった。初日と同様にホテルなんだろうなぁ、と思って車に乗って、ついたよ、と言われた場所に明らかに民家。そこで一言、ドイツ人の子もいるから。???。言われた時は何を言っているのかわからなかったが、今日はどうもホームステイらしい。そしてその家にいたのは、ドイツ人ではなくてスイス人。よくわからんが、まあいいとする。ここの家は、富裕層だろう。家にいっぱいソファーがあるし、テレビもある。また、スイス人の子が寝泊まりしている場所には、水洗トイレもあるしバスタブもあった。超驚いた。もちろん電気も通じている。Kiyumbakimuとは大違いだ。これが貧富の差というものか?ここの子供がまずは出迎えてくれた。そして、スイス人やお父さん、お母さんや他のファミリーに挨拶をして回った。夜ご飯は、ロレックスを出してくれた。そうして、夜9時には寝床に着いたのであった。
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