サコ学長のニッポンなんでやねん

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サコ学長のニッポンなんでやねんに参加してみた!

ということだったので、このイベントに参加してみました!

サコ学長は、京都精華大学の学長を2018年4月から就任されているようです!

プロフィールとしては、
1991年3月〜9月に大阪YMCA日本語学校で日本語学
1991年京都大学大学院工学研究科・建築学専攻(修士・博士過程)
2001年京都精華大学人文学部
2008年ハーバード大学、Graduate School of Design( Visiting Scholar)
2013年京都精華大学人文学部学部長
2017年京都精華大学人文学部総合人文学部長
2018年京都精華大学学長

話せる言語としては、
・バンバラ語・マンディカ語
・フランス語(公用語)
・英語
・ロシア語
・中国語
・日本語

以上がプロフィールです!!

今からイベントの本編です!!

Q、本の中で「何が自分に取っての自由か」を常に考えることが重要とおっしゃっていたが、サコさんに取っての自由とはなんですか?

A、「〇〇して欲しい」など。他人から与えられるものではなく、自ら獲得していくもの。
・自分の選択肢が増えること(勉強を同時にしていくこと)
・学長になったら自由が減ったということから、組織に入ると自由が奪われがちということがわかった。
・責任が伴うもの
・日本で使えわれている自由はそれ自体には意味がない。自由に自由奔放の自由と自治が混ざっている

結論として、自分の意思で活動できるということ。

Q、仕事のやり方が社内で統一されていないときはサコ学長はどうしますか?

A、答えとその流れが見えていることが大事。仕事の内容によって自分の判断基準をどうするか。また、質問する先輩によって回答が異なるのはその先輩の経験値が異なるため。先輩の意見は素直に従うだけでなくて間違っているものだと思う。そのため、一旦意見を受け入れた後に自分なりに答えを出していくことが必要。
大学は答えがないものを見つけていくところ。先生がいったことは一意見として取り入れる。答えは常に一つしかないというわけではない。

Q、日本では若者を中心にアイデンティティを喪失している人が多いと感じる。日本人が個を確立するにはどうすれば?

A、日本全体の構造に原因がある。個が目立たないように指導される。平等な教育が望まれる。高校では自分の意見を持っていない。今まで読んできた本のまとめになっている。大学に入っていきなりあなたの個性とは?と言われても哲学(自分で自分のことを考える)という時間がない。幼い頃から自分とは?個とは?ということを具体的に考える時間を持つべき。そうするとアイデンティティーを確立できると思う。自分のために時間を使うのを悪とされている気がする。また、自分自身を大切にするということを言えていない人が多い。他人から自分が好きとは言われたいが。自分のことを大切にしたら他人も大切にできる。(今の他人がマスクつけていないことを特に気にする点からも考えられる)

自分のことをしり、考え、価値観を得たらアイデンティティを確立できると思う。
また、みんなに期待されている自分を演じる人が多い。みんなが思う自分を演じるのではなく自分が思う自分を出す。

Q、第40代ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏の地球サミットのスピーチから先進国と後進国がそれぞれ今後どのような道を辿るべきかというスピーチが話題になった。どのように考えますか?

A、先進国と途上国のアンバランスさ。同じように環境を守れと言われてもね。環境保護は先進国のエゴではないのか。先進国の生活の価値観を見直さなければバランスが取れない。地球温暖化が進んでもマリ共和国🇲🇱では毎年作物などで影響を感じるが日本などの先進国ではある国の作物が取れなければ他の国から輸入すれば良いと。議論されているのは。今の生活を維持しながらどうやって環境と保つか。自動車を無くす、電気を使わないという議論はしない。自動車を使いながらどうやって環境を維持するかしか考えていない。これだと環境は守れない。∵先進国の物の消費などは途上国の憧れでしかないため環境は守れない。
解決策としては、ヒューマンバリューを大切にする。マーケットバリューとの関係性。ここは詳しくは本を!!

Q、なんとなく大学に入ってしまう学生が多いと感じる。どのようにアプローチする??

A、流れができてしまっているからしょうがない。小学校から就職までのレールが作られている。日本社会で容認されているレールになっている。つまり大学は特別な目的を持って入るのではなくなんとなく入ってしまう人がいるのは容認。しかし、大学に入ると自分自身がどうゆう価値観でこの大学に来たのを考える。自分が周りと違うことを認める。その多様性の中で自分が何をしたいのかを気づくはずと信じたい。大学とは自分について考える時間をもらえる場と考えばいいかと。
大学は4年間というのは短い。ようやく慣れてきた頃に就職活動しちゃうし。だから休学とかするのがいいのではないか。半年間休学して、人力車を引っ張ったり大工さんの元に飛び込んだりするのはどうだろうか。学生は4年間という短い時間で何十年もの生き方が決まるのが可哀想。
学生のうちにいろんな人と関わって違いに気づいて欲しい。その違いがあって気づくことからより良い社会が作れるようになる。

Q、子どもを「日本人」に矯正してしまっている親や教員に持っていて欲しい意識はある?

A、多様性をどう重んじるか。”日本人”とは何か。今持っている教育はテンプレート化されている。このテンプレート化されている日本人像があることが問題。このテンプレートに合わない子がいる。この子に対して責めるのではなくもっと違う価値観を持っていると考えるべき。
本で消化されているように、成績が良いこは学校教育というテンプレートにハマっている子と考える。

Q、サコさんが今後学長としてやりたいことや目標はなんですか?

A、そもそも生きるために仕事をしている。サコさんが始めたことを次の学長が続ける。新しい学部を2つ作り、新しい学費プログラムを作るなどを行った。また、学部に共通した単位を増やした。ヒューマンバリューを高められる学部を作りたい。例えば、マンガと人文学という領域を横断した学びを提供したい。
教育組織の改革を行いたい。学生のために本当に何が必要なのか、社会のために何が必要なのか、ということを検討したい。
今の若者に自分に取っての幸せな社会を考える土台を提供したい。教員たちが経験したことが基準ということではない。

Q、サコさんにとっての幸せとはなんですか。
また、今後の人生で成し遂げたいことはなんですか?

A、旅行したりいろんな国で生活をしてみたい。老後の不安を感じたくない。小さい幸せを感じたい。毎日の楽しいことの積み重ね。

Q、多様性をどこまで重んじていいのか

A、マリでも日本でも教育のテンプレートがある。何が違うかというとマリは複数のテンプレートがある。マルチフレーム化がある。これが一人の中に複数存在している。日本は社会の全てが一つのテンプレートに合わせている。例えば、就活は一気に行われるしね。
個性とは、意識するあまりに役割を演じる必要があることもある。マルチフレームがあれば、一つに合わせる必要がない。複数の自分がいるということが大切。

Q、サコ学長が今後マリのためにしたいことは?

A、自分の知識、経験が必要なときはフィードバックする。今でもマリに対して様々なアクションをしていることを引き続き行いたい。マリの若者の教育に貢献したい。ソーシャルビジネス的なことを支援している。そういうところで日本とマリをつなげたい。

Q、バンバラ語でありがとうは?

A、イニチェ

Q、なんで学長引き受けたの?

A、仕事場に愛着がありこれからも大切にしたい職場である。学部長ではできなかったことがたくさんある。大学を離れるときに何を残すのか。受身的に制度を使うのではなく、改革に参加したい。自由が奪われるけど、自由を作る時間も作っている。

Q、ディスカッションで自分と日本を意見としてどうやって分けるのか。

A、日本人は日本代表として育てられている。内面にある自分を表面に出してディスカッションすることが少ない。そのため、外面化していることを話している。

Q、私は現在国際機関で働いていますが、こうしたグローバルな環境では、質問をしたり意見を発したり、議論に積極的に参加しない人間は空気のように扱われます。ですので、いつもダンマリしている日本人職員はいつも残念な目で見られます。私自身も、発言をする際、今でも少し緊張してしまいます。これは義務教育の受身型の教育の弊害だと思いますが、ある程度大人になった後でも、こうした姿勢を変えることは可能、あるいは重要だと思いますか?そして、学長はそうした点を意識した教育を行われていますか?


A、そもそも自意識過剰。100%自分の意見に賛成することを期待するな。なぜ、この意見なのか。反対されたら諦めるのではなく気づいていない、組み立てられていない論理、情報知識不足を後ほど補う。ということをして、諦めることをしないで考え続ける。自分の意見を他人に伝えるという訓練が必要。自分の心の声を自然に持つようになると意見を言えるし他の意見も取り入れられるようになる。
意見は出鱈目でも良くて、なんでもいいから意見を出すことが重要。あとで出直せばいいんだから。意見をいうことが恥ずかしいということが日本では多い。

Q、私は将来的にアフリカの貧困改善に貢献できる仕事に就きたいと考えています。しかし、その体現方法は数多く存在し、意思決定できていないのが現状です。現在日本からアフリカに貢献する手段として有効なものをはなにか、サコ学長の意見を伺いたいです。

A、そもそもなぜアフリカの貧困を改善する必要があるのか。ボランティアは自分が何かを得られる必要がある。何故ならばそれがないと持続性がないからだ。子供の貧困の社会的原因を追求してそこを追求する必要がある。子供のせいではないことは確かであるのだが。
上位の目的が必要。
感謝の押しつけはだめよ

Q、現在日本には、様々な背景の外国人の方がいます。外国にルーツがある子供、働くために日本に来た人(ホワイトカラー/ブルーカラー)、日系の人、難民の人など。最近よく「多文化共生」社会という言葉をよく聞きますが、実際に日本人が外国人を受け入れ共に地域・社会を創っていくことは本当に可能なのでしょうか。「多文化共生」のために日本人には何が求められているとお考えでしょうか。

A、社会を構成している人々のバックグラウンドは様々。その中で区別をすることは必要なにか?日本の社会の中ですら共生できていない。その中で外国のバックグラウンドを持つ人とと共生できるのか。リーマンショックの時期に、日系人に対して援助をして日本に帰国するように促したことがありびっくりした。排除をしてはならない。多文化共生社会を作るときにはnclusionが必要。お互いに認め合う必要があるのだ。
日本はカタカナを取り入れたり意外と多文化を許容している。宗教の点からもだ。無意識に排除している場合があるが意識すればいいのではないか。その点からは共生社会を作れるのではないか。

サコ学長が最近出版された本!!

「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと

アフリカ出身 サコ学長、日本を語る

自分との出会いのヒント、日常的な疑問の共有ができたらいいと思う。サコさんから見た日本社会について書いてあります。次は、サコ学長が自分についての本を出すと思う。

今日の主催者のAYINAさんについてです!

広くアフリカの青少年に対してリーダーシップの発揚や自立を促す教育に関する事業を行い、社会教育の推進に寄与することを目的とする。また、広く国内においてアフリカと日本の文化交流を図る事業を行い、国際協力に寄与することを目的とする。

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