寄付の仕方

ウガンダ

寄付の仕方

9/14日時点で孤児院にした寄付としては、以下の通りだ。

豆→50000UGX

服→34000UGX+60000UGX=96000UGX

薬→52500UGX

パシコ→27000UGX

飯39000+2000+3000=44000UGX

交通費63000UGX

合計332500UGX(9975円)

 

こっちに来てからの寄付は、1万円以内と決めていたので大体いい線だろう。

寄付として、失敗したと思ったのは日用品というか生活必需品である豆とその薬を買ったこととmotherの交通費やその他諸々まで出してしまったことだ。Motherは給料をもらってこの仕事をしているわけだから自分の分は、自分で出すのが大人として当然だろうと思う、また、毎年豆を植えているということだからその予算は計上されているはずだろうし、薬も同様だろう。これを寄付したからと言って子供達には直接関係ないだろう。逆に良かったと思うことは、子供達に対して服を買ってあげたことやご飯を食べさせてあげたことだ。ウガンダではというか、孤児院では服は滅多に買わない。ボロボロになってまでも使い続けるのは当然だし、そこまで使うのか、と驚くほどになるまで使い込んでいる。4歳児は、パンツは履いていないしズボンもまたは裂けている。女の子でも胸のところがきれていても着ている。とにかく優先順位が低くボロボロになるまで使っている。そのため、新品かどうかはわからないが比較的新しい服を寄付できたことは、良かったと思う。また、交通費はMasakaに行った時のもので子供達に日常ではあまり行くことのない場所に連れて行った。ここでお昼ご飯を食べた。孤児院での食事は、いつもポショかマトケという質素なものだったので、それ以外のものを子供達が食べられて良かったと思う。また、寄付には入れていないが私がパイナップルとスイカを食べたかったのでみんなが食べられる量を買って帰ってみんなで食べた。これもみんなが普段食べていないため良い差し入れになったと思う。

以上のことから、私のような少額しか寄付できない人は消耗品や日常的に必要なものだと考えられるものに対して寄付するよりは、服や食べ物などの子供に直接的に寄与するものの寄付がいいと思う。悪いものの例としてあげたものは、子供達に直接寄与されず大人たちに中間搾取されてしまう可能性がある。2年前にこのKCVに来た人の感想を転載する。

NGOの彼らの仕事は、私たちのイメージに沿ったアフリカを見せることであり、孤児院のような貧困を見せることが仕事であった。
孤児院の運営自立を目指して養鶏を始めたが、孤児院の運営母体であるNGOとしては孤児院に自立して欲しくないのである。自立してしまうと、私のような善意で動くボランティア精神に溢れた人間を孤児院に派遣できなくなってしまうのだ。
貧困を助けようとしていた自分が、貧困ビジネスの中にいた。

文部科学省 トビタテのホームページより

 

このように述べている。そのため、子供達に直接利益のある寄付をしてあげることが良いのではないかと考える。